高脂血症になったからと言って苦痛が強い症状が出るという訳ではありません。

ただ、高脂血症になると死亡するかもしれない重篤な病のリスクが高まるから怖いのです。

その一つが高脂血症による血栓発症リスクです。

血栓とは?


血栓は悪者のイメージがありますが、本来は、血管にできた傷を修復するための物なので、血栓ができるからこそ血管に傷ができたり破れたりしても大量に出血することなく血が止まるのです。

そして、血を止めるためにできた血栓は血管の内側にできるかさぶたのようなものです。

健康な血液だと、血栓が大きくならないように、プラスミンという酵素が血栓を溶かすように分泌されます。
ですから、血栓がはがれとしても大きな血栓ではないのです。

しかし、高脂血症を発症した血管となると話は別です。

高脂血症を発症した血管は動脈硬化を起こしています。

血栓を溶かすプラスミンは血管の内側で作られているのですが、動脈硬化をおこすとプラスミンを作るTPAという物質が作られにくくなるためプラスミンの生産が追い付かず、血栓が大きいまま剥がれてしまうのです。

しかも、動脈硬化をおこした血管は狭くなり詰まりやすくなってるうえに、しなやかさが失われ硬くなっている動脈硬化になった血管は傷がつきやすく、その結果、血栓ができやすくなっています。

そんな血管の中で血栓が剥がれ血管の中を流れだし時、脳で血栓が血管を詰まらせると脳梗塞心臓で詰まると心筋梗塞をもたらします。

血栓ができたからと言って症状が出るわけでもなく、血管の内側にあり目で見ることができない血栓は、いつおおきな血栓がはがれ、血管を詰まらせるか予測できません。

ですから、高脂血症になった場合、目に見えない血栓という時限爆弾をもっているかもしれない、しかも、スイッチはいつ入るかわからないという状態と背中合わせで生活している状態なのです。

血栓を溶かす成分


目に見えない血栓を溶かす成分があることをご存じですか?

意外にも身近でしかも安い食品『納豆』です。

納豆のあのネバネバにナットウキナーゼという血栓を溶かす成分が含まれいます。

1日2パック食べるだけで血栓予防ができるのであれば納豆好きには簡単な予防法です。

ただ、ナットウキナーゼだけではコレステロールは下がりません。

そこで、血栓を溶かすナットウキナーゼ配合でしかも、コレステロールを下げることができるサプリメントが人気です。

高脂血症はトリプルで体を蝕む

高脂血症は血液の中のコレステロールが多い状態なので血液がドロドロしています。

血液がドロドロだと血圧が上がります。
ドロドロの血液は血管を傷つけやすくなります。
血圧が上がると血管にかかる圧力が上がり血管劣化につながります。

これらが2重で血管の老化を促進し動脈硬化をもたらします。

そして、動脈硬化になった血管は血栓のリスクを高めます。

つまり、トリプルで体を蝕むサイレントキラーと言えます。